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「教師をやめたい」と思った僕が最初にやったこと。

教師をやめたいと思った僕が最初にやったこと(クリーン版)

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目次

教師をやめて、自由に生きると決めた日

ある日、ふと気づいたんです。
「このまま定年まで、同じ毎日を繰り返すのかな?」と。

教員という仕事は、安定していて社会的にも信頼される職業です。世間からは「公務員なんだから一生安泰だね」と言われ、自分でもそう信じようとしていました。
それでも、どこか心の奥に「このままでいいのか」という小さな違和感がありました。

子どもたちの成長に立ち会えること、同僚との協力、行事をやり遂げた達成感——。
そのどれもが、僕の人生にとってかけがえのない時間であったことは間違いありません。しかし、その輝かしい瞬間の裏側で、僕の心と体は少しずつ悲鳴を上げていました。

忙しさに追われる日々のなかで、“自分の時間”というものが少しずつ、しかし確実に失われていくのを感じていました。
朝7時には学校に立ち、授業準備、校務分掌、会議、放課後の部活動、そして膨大な書類作成。ようやく帰宅しても、カバンの中には採点待ちのテストや指導案が詰まっている。
「持ち帰りの仕事」が当たり前になり、家に帰っても仕事のことが頭から離れない日々。

気づけば、家族とゆっくり夕食を囲む時間も、自分の将来について静かに考える時間も、どんどんなくなっていったんです。
「この安定の先に、僕が望む自由はあるのだろうか?」
その問いが、僕の足を止めさせました。

「教師を辞めたい」と本気で思った具体的な瞬間

「辞めたい」という気持ちは、ある日突然降ってきたわけではありません。小さな不満や疲れが、コップの水が溢れるように溜まっていった結果です。特に強く「もう限界だ」と感じた瞬間がいくつかありました。

1. 自分の子供の行事に参加できなかった時

教師として、他人の子どもの成長を全力で支えている一方で、自分の子どもの大切な瞬間を見逃している。授業参観や運動会の日、僕は自分のクラスの子どもたちの前に立っていました。仕事への責任感と、親としての罪悪感。この矛盾に耐えられなくなったのが、大きなきっかけの一つです。

2. 「やりがい」という言葉でサービス残業が正当化される文化

「子どもたちのために」という言葉は魔法の言葉です。この一言で、どれだけの休日出勤や深夜残業が飲み込まれてきたでしょうか。本来、教育は質の高い労働であるべきなのに、精神論でカバーし続ける現場の体質に、未来を描けなくなってしまいました。

3. 日曜日の夕方の猛烈な憂鬱(サザエさん症候群)

毎週日曜日、夕食の時間になると動悸がし、月曜日の朝を想像して眠れなくなる。「明日が来なければいいのに」と本気で願う自分に気づいた時、「これはもう、心が限界を超えているサインだ」と確信しました。

教師を辞めたい僕が、最初にやった3つのこと

「辞める」と決めても、いきなり辞表を叩きつけるのは無謀です。家族もいれば、生活もあります。僕がまず最初に行った「現実的な準備」を共有します。

① 家計の徹底的な見直し(固定費の削減)

教師という「安定した給料」を失う恐怖の正体は、生活ができなくなることへの不安です。そこで僕は、1円単位で家計を把握することから始めました。
・スマホを格安SIMへ変更
・不要な保険の解約
・サブスクリプションの整理
「最低限これだけあれば生きていける」という金額(生活防衛資金)を明確にしたことで、漠然とした不安が「具体的な数字」に変わりました。これが、退職への第一歩です。

② 「教員以外の生き方」の情報収集

教員の世界はとても狭いです。職員室の中にいると「教員以外の仕事なんて自分にはできない」と思い込みがちです。僕はまず、転職サイトやエージェントに登録し、世の中にどんな職種があるのか、教員のスキル(プレゼン力、資料作成能力、対人調整能力)がどう評価されるのかを調べ尽くしました。
外の世界を知るだけで、「最悪、他でも働ける」という心の余裕が生まれます。

③ 副収入の可能性を模索する

公務員には副業制限がありますが、「勉強」を始めるのは自由です。僕はブログの運営やプログラミング、ライティングなど、組織に頼らずに個人で稼ぐためのスキルを調べ始めました。この「自分で1円を稼ぐ準備」を始めたことが、組織への依存心を薄めてくれました。

投資との出会いが、退職の決断を後押しした

そんな模索の中で出会ったのが、株式投資でした。
最初はニュースで見かけた「高配当株」という言葉に惹かれ、半信半疑で証券口座を開いたのが始まりでした。

初めて配当金が振り込まれたとき、画面に表示された金額はわずか数百円。でも、その数字を見た瞬間、僕の脳内に衝撃が走りました。

“自分が働いていない時間に、お金が働いてくれている。”

教師の給料は、自分の「時間」と「精神」を切り売りして得る対価です。しかし投資は、自分の代わりに資産が働いてくれる。これは、これまでの僕の価値観を根本からひっくり返す出来事でした。

「もし、この配当金が生活費の一部を賄えるようになったら?」「もし、資産が十分にあれば、嫌な仕事に固執する必要はないんじゃないか?」

そこから本格的に投資の勉強を始め、インデックス投資や高配当株投資をコツコツと続けていくうちに、僕の中の“安定”の定義が変わりました。安定とは、国や組織から与えられるものではなく、自分の知識と資産で「自分で作るもの」だと気づいたのです。

「資産がある程度貯まれば、もし転職に失敗しても1〜2年は生きていける」
この経済的なバックボーンがあったからこそ、僕は「教員を辞める」という人生最大の決断を下すことができました。

教師を辞めたい人へのステップバイステップガイド

今、この記事を読んでいるあなたは、かつての僕と同じように暗闇の中にいるかもしれません。具体的なステップをまとめましたので、一つずつ進めてみてください。

ステップ1:自分の気持ちを紙に書き出す

なぜ辞めたいのか? 逆に、なぜ辞められないのか? 脳内にあるモヤモヤをすべて言語化してください。客観的に自分を見ることで、感情的な決断を防ぐことができます。

ステップ2:最低限必要な生活費を算出する

家計簿アプリでもノートでも構いません。1ヶ月に最低いくらあれば生活できるかを知ってください。意外と、教員の給料ほど稼がなくても生きていけることに気づくはずです。

ステップ3:転職エージェントに登録する(相談のみでOK)

まだ辞める時期が決まっていなくても大丈夫です。プロのアドバイザーに教員の市場価値を聞いてみてください。自分のスキルが外の世界でどう見えるかを知ることは、大きな自信になります。

ステップ4:投資や副業の勉強を始める

まずは少額からでもいいので、投資を始めてみてください。「給料以外の出口」を一つ作るだけで、上司の小言も、理不尽な保護者の対応も、少しだけ聞き流せるようになります。

ステップ5:退職時期を決め、逆算して行動する

教員の場合、年度末(3月末)が最もスムーズに辞められるタイミングです。その半年前には意思を固め、管理職に伝える準備をしましょう。

やっておいてよかったこと3つ

僕が退職を決めてから実行し、本当に効果があったと感じることを紹介します。

  1. クレジットカードの作成とローンの整理
    公務員の社会的信用は最強です。辞めた後は審査が通りにくくなるため、必要なカードの作成や住宅ローンの見直しは、在職中に済ませておきましょう。
  2. 有給休暇の完全消化
    「周りに迷惑がかかるから」と遠慮しがちですが、有給は労働者の権利です。僕は最後、溜まっていた有給をしっかり使い切り、その時間を新しい生活の準備やリフレッシュに充てました。
  3. 「教員以外の友人」との交流
    教育界以外の友人と話すことで、自分の常識がいかに「狭い世界の常識」だったかを痛感しました。多角的な視点を持つことで、退職への不安が希望に変わりました。

逆に、やっておけばよかったと後悔していること

一つだけ後悔しているのは、「もっと早くITスキルを身につけておけばよかった」ということです。教員生活ではWordやExcelは使いますが、Web制作やデザイン、最新のAIツールなどに触れる機会はほとんどありません。転職後、これらのスキル不足を補うのに少し苦労しました。在職中から少しずつでもITリテラシーを高めておくことを強くおすすめします。

「安定から自由へ。」という想い

このブログのタイトル「安定から自由へ。」には、僕の人生の転換点がそのまま込められています。

“安定”を否定するわけではありません。むしろ、教員としての安定した基盤があったからこそ、僕は投資を始め、次のステップへ進むための準備ができました。教員というキャリアは、決して無駄な時間ではありません。

でも、一度きりの人生です。
組織の中で守られるだけの生き方ではなく、“自分の意思で選び、行動し、変化していく生き方”を選びたいと思いました。

教員を辞めた今、僕には毎日決まった時間に鳴るチャイムも、山のような提出物もありません。その代わりに、自分の時間をどう使うか、誰と働くか、どこで生きるかを自分で決める自由があります。

もちろん、自由には責任が伴います。しかし、自分の人生の手綱を自分で握っているという感覚は、何物にも代えがたい喜びです。


もしあなたが今、「教師を辞めたいけれど、怖い」と震えているのなら、まずは小さな一歩から始めてみてください。それは本を一冊読むことかもしれませんし、家計簿をつけることかもしれません。その積み重ねが、あなたを「安定という名の鎖」から「自由という名の未来」へと連れ出してくれます。

このブログでは、僕が自由を手に入れるまでのプロセスや、投資の実践記録、そして教員を辞めてからのリアルな日常を発信しています。あなたの人生が変わるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

【体験談】僕が教員を退職したリアルな経緯はこちら
【初心者向け】自由を作るための資産運用の始め方

一緒に、自分らしい「自由」を探していきましょう。

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この記事を書いた人

教員 × 株式トレーダー
教育と投資、そして自由な生き方をテーマに発信しています。
ブログ「安定から自由へ。」で、人生の再設計を綴ります。

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