【2026年6月末】高配当ポートフォリオ公開|1489売却→積水・武田・三菱HCへ乗り換え、年間配当280,780円・年利4.39%へ

高配当ポートフォリオ公開 2026年6月末

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※本記事は2026年6月末時点の情報を基にしています。株価・利回り・分配金は日々変動するため、最新情報は必ず各証券会社の公式画面でご確認ください。


目次

リード文|「半導体が主役の6月、高配当族は静かに乗り換えをしていました」

こんにちは、元小学校教師で高配当株ブロガーの「いち」です。

前回の5月末ポートフォリオ を公開してから1ヶ月。6月の相場を一言で表すなら「半導体の独り舞台」でした。

日経平均は6月中に7万2000円台まで上昇し、最高値を更新。東京エレクトロン・フジクラ・イビデンなどのAI・半導体関連銘柄が日経平均の上値を引っ張り続けた1ヶ月でした。一方、私が中心に持っている高配当株(銀行・通信・不動産・商社・エネルギーなど)は、その恩恵をほとんど受けられず、典型的な「出遅れ感」のある月でした。

でも、正直に言うと、私はあまり気になっていません。

6月に私がやったのは1つだけ。NF日経高配当50(1489)20口を売り、積水ハウス・武田薬品工業・三菱HCキャピタルへ乗り換えたことです。半導体株に乗り換えたわけではありません。あくまで「高配当株の中での最適化」です。

結果として、

– 年間配当(税引き前):275,385円 → 280,780円(+5,395円)
– 年利:4.25% → 4.39%(+0.14pt)
– 総資産取得額:6,478,036円 → 6,395,418円(-82,618円)

総資産(取得額ベース)は減りましたが、年間配当と年利は上がりました。「どんな銘柄を持つか」が数字に如実に出た月でした。



結論先出し|2026年6月末ポートフォリオの全体像

まず数字をパッと出します。

 

2026年6月末 高配当ポートフォリオ サマリー

  • 📈 年間配当金額(税引き前・投信含む):280,780円
  • 💰 年利:4.39%
  • 🏦 総資産取得額:6,395,418円
  • 🔄 NF日経高配当50(1489)20口を売却→積水ハウス・武田薬品・三菱HCキャピタルへ乗り換え
  • 📉 6月は半導体主導の相場。高配当株は出番なし→でも配当は着実に積み上がり

月平均換算で約23,398円の配当収入が積み上がっている計算です。半導体相場に乗れなかった悔しさはゼロ。私の投資の軸は「毎年増える配当を静かに積み上げること」ですから、比べる対象が違います。


ポートフォリオ円グラフ|銘柄構成(2026年6月末)
年間配当(税引前)
280,780円
年利 4.39%

JEPQ(米国ETF) 23.6%

日本たばこ(2914) 18.1%

三菱UFJ(8306) 13.7%

その他(武田薬品4502・三菱商事等) 8.7%

ヒューリック(3003) 7.2%

KDDI(9433) 6.3%

三菱HCキャピタル(8593) 5.7%

BTI(英国たばこ) 4.8%

INPEX(1605) 4.8%

積水ハウス(1928) 3.8%

FPパートナー(7388) 3.3%

2026年6月末時点の保有比率(取得額ベース)。JEPQ23.6%・JT18.1%・三菱UFJ13.7%が上位3銘柄。NF日経高配当50(1489)は今月売却のため除外。
2026年6月末 高配当ポートフォリオ 配当管理アプリ画面
配当管理アプリでの2026年6月末ポートフォリオ(年間配当280,780円・年利4.39%)
銘柄 コード 構成比
JEPQ(米国ETF) JEPQ 23.6%
日本たばこ産業(JT) 2914 18.1%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 13.7%
その他(武田薬品・三菱商事等) 8.7%
ヒューリック 3003 7.2%
KDDI 9433 6.3%
三菱HCキャピタル(買い増し) 8593 5.7%
BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ) BTI 4.8%
INPEX 1605 4.8%
積水ハウス(買い増し) 1928 3.8%
FPパートナー 7388 3.3%

※構成比は取得額ベース・2026年6月末時点。NF日経高配当50(1489)は売却済みのため除外。武田薬品は1株保有でその他枠に含む。


1ヶ月で何が変わったか|前回(5月末)との比較表

5月末公開の記事 から1ヶ月の動きを並べます。

| 項目 | 2026年5月末 | 2026年6月末 | 差分 |
|—|—|—|—|
| 年間配当(税引き前・投信含む) | 275,385円 | 280,780円 | +5,395円(+2.0%) |
| 年利 | 4.25% | 4.39% | +0.14pt |
| 総資産取得額 | 6,478,036円 | 6,395,418円 | -82,618円(-1.3%) |
| NF日経高配当50(1489) | 2.3% | 売却 | 利回り低下で乗り換え |
| 武田薬品(4502) | なし | その他枠に新規追加(1株) | 新規 |
| 三菱HCキャピタル | 5.6% | 5.7%(5株追加) | +0.1pt |
| 積水ハウス | 4.8% | 3.8%(2株追加) | ※後述 |
| 米国株 | なし | なし | 今月は購入なし |

※積水ハウスは2株追加しましたが、1489売却による総資産取得額の減少(分母が小さくなった)で、構成比は下がっています。「買い増ししたのに比率が下がった」のはそのためです。

総資産(取得額)が減った理由は単純で、「1489を20口売ったキャッシュ > 3銘柄の新規購入額」だったからです。ただし乗り換えた先の銘柄は、1489より配当利回りが高かった。だから年間配当・年利は上がった、というわけです。


【今回の本題】なぜ1489を売って個別高配当株に乗り換えたか

1489(NF日経高配当50)とは

正式名称「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」。日経平均採用銘柄のうち配当利回り上位50銘柄に分散投資できる、東証上場のETFです。

私が以前おすすめしていた銘柄でもあります。高配当株投資の入口として、「個別株を選ぶ自信がない」「まず分散されたものを持ちたい」という方には今でも有力な選択肢の一つだと思っています。

なぜ売ったか——2つの理由

① 配当利回りが2.8%まで低下していた

1489の配当利回りは、私が組み入れた頃より大幅に下がってきていました。6月時点で2.8%前後。一方、私が直接持っている個別の高配当銘柄は4〜5%台の利回りが出ています。

「同じ高配当株枠に資金を置くなら、より高い利回りが取れる個別株に移す」というのは自然な判断です。

② 値上がりしてきたので「売り時」と判断した

6月の半導体主導の相場で日経平均が上昇し、1489もそれに連れる形で値上がりしていました。「利回りが下がりながら、価格は高くなっている」——これは私の中での乗り換えサインの一つです。

配当投資の本質は「買値に対してどれだけ配当が得られるか」です。ETFの価格が上がれば上がるほど実質利回りは下がります。「いい値段で売れた」と「利回りが下がった」が同時に来たとき、乗り換えを考える。これが私の判断軸です。

乗り換え先の選び方

積水ハウス(1928)2株追加

5月末の記事で「6月に積水ハウスを積み上げたい」と書いていた通りです。6月は積水ハウスの権利確定月でもあるため、しっかり保有を確認してから買い増しました。

累進配当方針(配当性向40%以上・増配継続)は変わっておらず、6月の住宅市場に特段の悪材料もなし。「ファンダに変化がなく、下落していない」なら追加は計画通り実行というだけです。

武田薬品工業(4502)1株新規追加

今月の新顔です。武田薬品は累進配当方針(減配しない・毎年増額または維持)を採用しており、2026年3月期の配当は1株200円(配当利回り4%台後半)の見込みです。

私のポートフォリオには医薬品セクターがこれまで完全に空白でした。JT・三菱UFJ・ヒューリック・KDDI・INPEXと並べると、業種がやや偏っています。景気敏感度が比較的低い医薬品を、ごく少量だけ試してみようという判断です。

ただし、武田薬品は海外売上が大部分を占め、薬価改定リスク・大型買収(Ariad・Shire等)の減損リスクなど、一筋縄ではいかない銘柄でもあります。あくまで「1株で様子を見る」段階です。

三菱HCキャピタル(8593)5株追加

連続増配銘柄として私が最も信頼している銘柄の一つ。三菱UFJグループ傘下のリース・ファイナンス会社で、航空機・不動産・インフラなど多角的な事業を持ちます。直接の貸出リスクが低い収益構造で、景気変動に対して比較的安定しています。5株追加で構成比を5.7%まで引き上げました。

この乗り換えで何が変わったか(数字で整理)

| | 1489(売却前) | 乗り換え後3銘柄(合算) |
|—|—|—|
| 推定利回り | 約2.8% | 約4〜5%台(各銘柄による) |
| 分散効果 | 50銘柄自動分散 | 業種別に手動で選別 |
| 増配の可能性 | 指数連動のため不確定 | 各社の累進配当方針に依存 |

「ETFから個別株へ」という乗り換えは、自分の判断責任が増します。その分、利回りと増配トレンドは自分で取りに行けます。


6月の相場感|半導体の独り舞台と高配当族の立ち位置

正直に言います。6月は高配当株にとって厳しい1ヶ月でした

日経平均は6月中に7万2000円台を記録し、歴史的な高値圏に。東京エレクトロン・フジクラ・マイクロンへの連れ高など、AI・半導体関連銘柄が相場を引っ張り続けました。一方、私が多く持つ「銀行・通信・不動産・商社・エネルギー」などのバリュー・高配当セクターは、この上昇の恩恵を受けにくい構造でした。

でも、私はこれを「損をした月」とは思っていません。

教員時代に算数で教えた話ですが、「比べる対象を間違えると答えが変わる」というのがあります。私が比べるべきは「半導体株に乗れたかどうか」ではなく、「去年の6月より配当が増えたかどうか」です。

6月は三菱UFJ・積水ハウス・JT・ヒューリックなど、保有銘柄の多くが権利確定月でした。しっかり配当をもらいに行けた月という意味では、私にとっては合格点です。

⚠️ 「半導体株を買わない」は「半導体株が嫌い」という意味ではありません。私の投資方針が「高配当株で毎年積み上げる」に絞られているから、というだけです。テーマが違う投資を比較して焦るのは、方針がブレているサインだと思っています。


【今月の配当金実績】6月は主要保有銘柄の権利確定月

6月は保有銘柄の多くが配当の権利確定月でした。

銘柄 権利確定月 備考
日本たばこ産業(2914) 6月 年2回(6月・12月)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 6月 年2回(6月・3月)
ヒューリック(3003) 6月 年2回(6月・12月)
積水ハウス(1928) 6月 年2回(6月・1月)
JEPQ 毎月 月次分配

※受取配当金の実績は「いちの配当金のあゆみ」に記録を残しています。具体的な金額はそちらでご確認ください。


リスクと現状認識|正直に書く

JEPQの構成比が23.6%に上昇

前月の20.4%から23.6%まで上がっています。JEPQ自体は追加購入していませんが、1489の売却で総資産取得額が減ったことで、相対的な比率が上がりました。JEPQは為替リスクがあるため、25%を目安の上限として意識しています。日本株を積み増して、相対的に下げていく方針です。

武田薬品の「試し持ち」は観察フェーズ

1株だけの組み入れで、製薬セクターの観察を始めた段階です。配当性向・新薬パイプライン・海外為替影響を見ながら、継続保有か追加か、徐々に判断します。

積水ハウスの構成比が下がって見える

2株追加したのに3.8%(前月4.8%)と下がっているのは、総資産取得額の分母が縮んだためです。絶対額では増えています。

JTが18.1%でまだ高め

JTを売らず、他の銘柄を積み増してJTの相対比率を下げる方針は継続。今後は三菱HCキャピタル・KDDIを中心に積み上げます。


来月(7月)の方針

主力:三菱HCキャピタル・KDDIをコツコツ積み増し(両社とも構成比5〜6%台でまだ薄い)
武田薬品の観察継続:1株持ちながら、業績・配当方針の変化をウォッチ
JEPQは追加しない:日本株を積み増して25%以下に抑える
現金比率を意識する:半導体相場がいつ調整するかわからない。調整時に動ける現金を残しておく

「出遅れが続く高配当株」こそ、落ち着いて拾えるチャンスかもしれません。相場が熱くなっている今こそ、地味に積み上げる局面だと考えています。


よくある質問(FAQ)

1489(NF日経高配当50)を売った理由は?初心者におすすめじゃないの?

1489は分散が効いていて初心者向けの優れたETFです。ただ私の場合、「個別銘柄をある程度把握できる段階」になり、1489の利回りが2.8%まで下がってきたこと・値上がりが来たことで、個別銘柄への乗り換えタイミングと判断しました。初心者の方には今でも1489は有力な選択肢の一つです。

武田薬品は高配当株として持って大丈夫?

累進配当方針(減配しない・毎年増額または維持)を採用し、2026年3月期予想配当は200円/株(利回り4%台後半)。ただし海外事業の為替リスク・薬価改定リスク・大型買収の減損リスクなど、単純ではありません。私は「1株で様子を見る」段階です。

半導体相場なのに高配当株だけで大丈夫?

私の投資方針は「高配当株で毎年増える配当を積み上げる」ことに絞っています。半導体株が上がっているのは事実ですが、それは私の方針とは異なる投資です。参加しません。「高配当株だけで大丈夫か」という問いに対しては、方針が明確なら大丈夫と答えます。自分の判断軸が揺らぐ方が危険です。

三菱HCキャピタルってどんな会社?

三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のリース・ファイナンス会社です。航空機・不動産・インフラ等の多角的なリース事業を展開。直接の貸出リスクが低い収益構造で、景気変動に対して比較的安定した業績を持ちます。長年にわたり連続増配を続けてきた実績があり、私が信頼している連続増配銘柄の一つです。

総資産が減ったのに年利が上がったのはなぜ?

「年利(利回り)=年間配当÷総資産取得額」の計算式です。1489(利回り2.8%)を売って、より高い利回りの個別銘柄に乗り換えたため、分子(年間配当)が増えて分母(総資産)が減り、結果として年利が上がりました。「資産を減らして利回りを上げる」というのは、「低利回りな資産を高利回りに組み替えた」結果です。

年利4.39%ってどのくらいの水準?

日本の高配当株ポートフォリオとして「標準〜やや高め」の水準です。5%超を狙うと「高配当の罠(業績悪化で減配しやすい銘柄)」に引っかかりやすくなります。4%台で着実に積み上げながら、連続増配株を中心にするのが、私が今目指しているバランスです。


関連記事|判断材料を増やすための内部リンク集

過去のポートフォリオ公開(シリーズ)

– 👉 【2026年5月末】高配当ポートフォリオ公開(前回)
– 👉 【2026年4月末】高配当ポートフォリオ公開
– 👉 【2026年3月末】高配当ポートフォリオ公開
– 👉 いちの配当金のあゆみ|配当実績の記録

個別銘柄の解説記事

– 👉 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の高配当株分析
– 👉 日本たばこ産業(JT・2914)の高配当株分析
– 👉 KDDI(9433)の高配当株分析
– 👉 ヒューリック(3003)の高配当株分析
– 👉 三菱HCキャピタル(8593)の高配当株分析
– 👉 INPEX(1605)の高配当株分析

戦略・始め方の記事

– 👉 月10万円配当生活ロードマップ
– 👉 高配当株投資の始め方(初心者向け完全ガイド)
– 👉 SBI証券 vs 楽天証券 徹底比較


まとめ|「半導体が熱い月こそ、高配当族は地味に乗り換えする」

2026年6月末ポートフォリオ・3行まとめ

  • 年間配当 280,780円・年利 4.39%・総資産取得額 約639万円
  • 1489(利回り2.8%)を売却し、積水ハウス・武田薬品・三菱HCキャピタルへ乗り換え。年利は上昇
  • 半導体主導の相場でも軸はブレず。高配当株の中での最適化を粛々と継続

半導体が主役の6月、私が何をしていたかというと「地味に高配当ETFを高配当個別株に乗り換えていた」です。派手さはゼロ。でも年間配当は5,000円以上増えました。

投資って、こういう地味な繰り返しの積み上げだと思っています。教員時代、漢字ドリルを毎日1ページ続けた子どもほど、1年後の実力が伸びていました。投資も同じ。派手な1発より、地味なコツコツが長期では一番強い。

高配当株の世界は今、AI・半導体相場の陰に隠れています。でも毎年増える配当をコツコツ積み上げる、というゲームのルールは変わりません

「自分でも記録しながら高配当株投資を始めてみたい」という方は、まず証券口座を開設するところから。両社とも口座開設・維持費は無料で、スマホだけで完結します。


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来月(7月末)も、また積み上げた記録を残しに戻ってきます。一緒にコツコツやっていきましょう。

※この記事は特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載データは2026年6月末時点の情報を基にしており、株価・利回り・分配金は日々変動します。「絶対に儲かる」「必ず上がる」といった保証はどこにもありません。

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この記事を書いた人

元・公立小学校教師。教員時代に「安定した職に就いているのに、なぜか自由を感じられない」と気づき、自分のお金と人生を見直すために投資の勉強を開始。2019年から本格的に株式投資に取り組み、現在は日本の連続増配銘柄を主軸に、米国高配当ETFをサテライトとして運用しています。教師時代に培った「むずかしいことを、やさしく伝える」を強みに、投資初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説しています。「安定から自由へ。」は、給料以外の収入源をコツコツ育てたい人のためのブログです。

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