今年度末で教師を辞める決断をしました
12月1日、今年度末で教師という仕事を辞めることを校長へ正式に伝えました。
身上調書には「留任・転任・退職」という項目があり、教員になった頃は深く考えもしなかった「退職」に、37歳で自分がチェックをつける日が来るとは思っていませんでした。
チェックをつけ、理由欄に「一身上の都合」と書きました。
定年以外で退職する人も、きっと皆こうして記入してきたのだろうと思うと、不思議な気持ちになります。
校長とは以前から「退職を考えている」という話を共有しており、伝えたときには
「決めたんだね。でも少しもったいない気もするけれど…」
と声をかけていただきました。
教員を続けたい気持ちも、確かにある
もちろん、教師という仕事自体が嫌いなわけではありません。
子どもの成長をそばで感じられる瞬間は何よりうれしいですし、教育について同僚と語り合う時間も大好きです。
ただそれ以上に、
- 朝から夕方までほぼ立ちっぱなし
- 休憩という概念がほとんどない
- 保護者への対応のプレッシャー
- 意味を感じにくい大量の資料作成
こうした“働き方の厳しさ”を年々強く感じるようになりました。
「いつかは改善するかもしれない」と期待して頑張ってきましたが、そろそろ限界だと思う場面も増えてきました。
退職を伝える前の葛藤と、決断
正直、退職を伝える直前まで「やっぱり続けようか」と迷いました。
しかし、このままでは心も身体ももたない。
自分の人生を見つめ直したとき、今が決断のときだと感じました。
伝え終えた今は、不安がゼロなわけではありません。
でも、それ以上に気持ちが軽くなり、すっきりした感覚が強いです。
残り4ヶ月、悔いなく教師としての時間を過ごしたい
今年度末まで、あと4ヶ月ほど。
子どもたちと過ごす時間を大切にしながら、これまで以上に丁寧に向き合っていきたいと思っています。
これからについて
退職後の生活については、まだ確定していません。
ただ、教師として過ごしてきた経験や、辞めるまでに悩んできたこと、そしてこれからの生き方について――
ブログを通して少しずつ発信していきたいと思います。(もちろん株式投資は続けます)
同じように悩んでいる教員の方、子育て中の方、仕事に悩んでいる方に、
少しでもヒントや安心を届けられたらうれしいです。

コメント