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INPEX(1605)とは?配当・業績・リスクを元教師が解説【高配当株】

目次

INPEXってどんな会社?基本情報

INPEX(証券コード:1605)は、日本最大の石油・天然ガス開発会社です。正式名称はINPEX株式会社で、東証プライム市場に上場しています。

世界20カ国以上で石油・天然ガスの探鉱・開発・生産を手がけており、日本のエネルギー安全保障を支える存在です。なかでも注目なのが、オーストラリアで進めるイクシスLNGプロジェクト。このプロジェクトは日本向けの天然ガス安定供給を目的としており、INPEX全体の収益を大きく支えています。

基本データ(2026年4月時点)

  • 証券コード:1605(東証プライム)
  • 株価:約3,985円
  • 時価総額:約1.8兆円規模
  • 事業:石油・天然ガスの探鉱・開発・生産
  • 主要プロジェクト:イクシスLNG(オーストラリア)

インフラ企業のように地味に見えますが、資源価格の動向に業績が左右されるため、実際はかなりダイナミックな銘柄です。僕も保有してから、それを身をもって感じています(笑)。

データで見る配当金と業績の推移

INPEXの魅力のひとつが、近年の増配傾向です。2020年から2026年にかけての配当推移を見てください。

年度 配当金(円/株)
2020年12月 24円
2021年12月 48円
2022年12月 62円
2023年12月 74円
2024年12月 86円
2025年12月 100円
2026年12月(予) 108円(予定)

2020年から2025年にかけて、配当金は24円→100円と約4倍以上に増えています。現在の株価(約3,985円)ベースでの配当利回りは約2.71%です。

高配当株として有名な他の銘柄と比べると利回りは控えめに見えますが、INPEXには累進配当方針があります。「1株90円を起点として配当を維持・増配していく」と公表しており、総還元性向50%以上を目標にしています。この方針があるから、僕はINPEXを売れずにいます。

INPEXの強み3つ

1. 日本最大の石油・天然ガス開発会社という圧倒的な規模

INPEXは国内に競合がほぼいません。エネルギー安全保障という観点から、国(経済産業省)のバックアップも受けやすい立場にあります。国策系企業という安心感は、長期保有の心理的支えになります。

2. イクシスLNGプロジェクトによる安定収益基盤

オーストラリアのイクシスLNGプロジェクトは、長期契約ベースで日本向けにLNGを供給しています。スポット取引の比率が低いため、原油・ガス価格の急落局面でも収益が完全に吹き飛ぶリスクは比較的抑えられています。

3. 累進配当による株主還元の明確なコミットメント

累進配当とは「配当を減らさず、増やしていく」という方針のこと。業績が下がっても配当を維持・増配する姿勢を明言しているため、長期保有者にとって心強い仕組みです。元教師として言わせてもらうと、「約束を守る」企業は信頼できます。

元教師いちの体験談:100株保有・ホルムズ海峡問題で悩む

実は僕、INPEXを100株保有しています。約40万円ほど投じているわけですが、正直に言うと「KDDIのような安定感はないな」と思いながら持ち続けています。

特に頭を悩ませたのが、2026年3月のホルムズ海峡封鎖騒動です。地政学的なリスクが高まった局面で、原油価格がWTI換算で65ドル付近から120ドル近くまで急騰しました。「これは株価も上がる!」と期待したのも束の間、事態が落ち着くにつれてまた原油価格が下落。INPEXの株価も一緒に上下して、僕はその間ずっと一喜一憂していました。

正直な感想
資源株は値動きが激しくて、精神的にきつい部分があります。特に地政学リスクは読めないので、株価が動くたびにニュースを追いかけてしまい、精神的な負担を感じることも。

それでも売らない理由は、累進配当の方針を信頼しているからです。業績が悪化しても配当を維持・増配していくと宣言しているINPEXは、高配当投資家として長い目で応援したい銘柄です。価格変動に一喜一憂するのが苦手な人には正直おすすめしにくいですが、「多少の波はある前提で長期保有できる人」向けの銘柄だと思っています。

INPEXのリスクと注意点

注意:以下のリスクを必ず把握してから投資を検討してください
  • 原油価格リスク:WTI原油価格が下がると、INPEXの業績は直撃を受けます。原油は世界の経済状況・政治情勢・OPEC決定など多数の要因で動くため、コントロール不能です。
  • 地政学リスク(ホルムズ海峡など):中東の緊張が高まると原油価格が急騰・急落し、株価もそれに連動します。2026年3月の封鎖騒動は僕も身をもって経験しました。
  • 為替リスク:INPEXの収益は主に米ドル建てです。円高が進むと、海外収益を円換算した際に目減りします。
  • 資源株特有の景気連動性:景気後退局面では資源需要が落ち込み、業績・株価ともに下押しされやすいです。ディフェンシブ株ではありません。
  • エネルギー転換リスク:長期的には再生可能エネルギーへのシフトが進む中、石油・天然ガス会社の事業モデル自体が問われる時代になっていきます。

INPEXを買うには?おすすめ証券口座

INPEXは東証プライム上場銘柄なので、主要なネット証券ならどこでも購入できます。最低購入単位は100株(約40万円前後)です。

  • SBI証券:手数料が安く、ポイント還元もあり。高配当株投資家に最もよく使われているネット証券。
  • 楽天証券:楽天ポイントとの連携が便利。楽天経済圏のユーザーにおすすめ。

NISAの成長投資枠でINPEXを購入することも可能です。配当金が非課税になるので、長期保有派には特におすすめです。

よくある質問(FAQ)

INPEXの配当は年何回ですか?

年2回(6月の中間配当と12月の期末配当)です。

累進配当とはどういう意味ですか?

「配当を減らさず、業績に応じて増やしていく」という株主還元方針のことです。INPEXは1株90円を起点として累進配当を実施すると公表しています。業績が悪化しても配当維持を優先する姿勢が長期投資家に評価されています。

INPEXの配当利回りは高いですか?

現在株価(約3,985円)ベースで約2.71%です。高配当株の中では突出して高いわけではありませんが、累進配当の継続により今後も増配が期待できます。利回りだけでなく「増配余地」を評価して保有している投資家が多い銘柄です。

原油価格が下落したらINPEXは売った方がいいですか?

一概には言えませんが、原油価格の動向がINPEXの業績に直結するのは事実です。短期的な価格変動で売買判断するより、累進配当方針と長期的なエネルギー需要を信じて保有継続するか、ポートフォリオ全体の中でのリスク許容量を確認することをおすすめします。投資判断はご自身で行ってください。

INPEXはNISAで買えますか?

はい、NISAの成長投資枠で購入できます。配当金に対する税金が非課税になるため、長期保有して配当を受け取る高配当株投資と非常に相性が良いです。

まとめ:INPEXは「累進配当を信じて長期保有できる人向け」の銘柄

INPEXは日本最大の石油・天然ガス開発会社として、強固な事業基盤と明確な株主還元方針(累進配当)を持つ高配当銘柄です。2020年から2025年の間に配当金は約4倍以上に成長しており、2026年以降も増配が見込まれています。

一方で、原油価格・為替・地政学リスクの影響を直に受ける資源株であることは間違いありません。僕自身、ホルムズ海峡の封鎖騒動のたびにSBI証券の画面を何度も見てしまいました(笑)。

INPEXがおすすめな人

  • エネルギー関連株に興味があり、値動きの波を許容できる人
  • 累進配当による長期的な増配に期待できる人
  • 日本のエネルギー安全保障を支える企業を応援したい人

INPEXをおすすめしにくい人

  • 株価の値動きが気になって夜眠れなくなる人
  • 安定した高利回りをすぐに求める人(KDDIやNTTの方が向いている可能性)
  • 短期売買目的の人

元教師の僕から言わせてもらうと、投資は「正直に自分のリスク許容量を知ること」が一番大切です。INPEXは良い銘柄ですが、自分の性格・資産状況に合っているかを確認してから検討してください。

※この記事は投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載データは2026年4月時点の情報を基にしています。

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この記事を書いた人

教員 × 株式トレーダー
教育と投資、そして自由な生き方をテーマに発信しています。
ブログ「安定から自由へ。」で、人生の再設計を綴ります。

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